インドネシアと日本の関係構築に捧げた半生
商社マンとしてインドネシアに初めて赴任したのは43年前。人生の約半分は、インドネシアを拠点に日本との交流促進に力を注いできた。神戸大学卒業生で、インドネシア日本友好財団理事長の小林一則さん。現地の大手企業?シナルマスの上級顧問も務め、2023年には両国の関係強化に対する貢献で叙勲(旭日双光章)を受章した。世界の舞台で活躍する小林さんは、海外の人々との信頼関係をどう築き、現在の日本の立ち位置をどう見ているのか。その経験や視座、次世代へのメッセージを聞いた。