4月23~25日に、日本ポーランド共同シンポジウム「協力のハーモニー」を、本学のダイセルOIホールで開催しました。大阪?関西万博ポーランドパビリオンの科学週間にあわせてトルン市から来学した、ニコラス?コペルニクス大学(NCU)の教員をはじめ約20名が、クラコフにポーランド拠点を持つ本学国際文化学研究科と合同で実施したものです。

本学からは、共同主催者の辛島理人?国際文化学研究科准教授のほか、河合成雄?グローバル教育センター長、木下昌彦?法学研究科教授、花田エバ?国際連携推進機構准教授らが参加し、日本研究、学術交流、公民連携などをテーマに報告を行ったNCUの研究者やトルン市の行政官?NPO職員らと議論を楽しみました。会場には、ポーランドパビリオンでインターンをしているNCU学生や、トルン研修を終えたばかりの神戸大生、これからポーランドで学ぶ若者など、次世代の日ポ交流を担う人々もつめかけました。

24日には、マグナレナ?バルヴィオウェク副学長(国際連携担当)とアダム?コラ副学長(研究担当)が玉置久?理事を表敬訪問し、水畑譲?国際連携推進機構ヨーロッパ?アフリカ部門長らも交えて今後の学術交流について意見交換しました。コラ副学長は、シンポジウム前日の22日に国際文化学研究科の演習科目でゲスト講義をしてくださいました。

神戸大学は、2016年にニコラス?コペルニクス大学と大学間学術交流協定を締結し、研究やインターンシッププログラムを共同で行ってきました。今後も、ポーランドを中欧の重点地域とし、研究教育と社会連携のグローバル化を推し進めます。

(国際文化学研究科)